うおーーーー!
とうとう上がってしまいましたね!
日銀の政策金利。。。
0.25%という小刻みな金利上昇ではありますが
これが「住宅金利や住宅購入の市場にどのような影響を与えるか?」が
気になるところです。
まず、住宅金利について。
特に多くの購入者が選択している変動金利の今後の動きについてです。
結論から言うと上がります。
上がりますね。残念ながら。。。。
まず、変動金利の指標となる「短期プライムレート」が
8月末から9月ごろに0.15%引き上げられると思われます。
その後、短プラ引き上げと同時に変動金利の基準金利も0.15%引き上げとなるようです。
0.1%と上がると4000万円の借入金で2000円程度の増額になります。
0.15%だと約3000円くらい。
年間にして36000円。。。。。
これくらいなら、住宅を購入したような人であれば、なんとか対応できると思います。
きついですけどね。
問題はアメリカの金利のように、今後ガンガンに上がる事態ですね。
これは、今のところ無いとは思います。(無いと信じたい!)
上がっても小幅だと思います。
とは言っても、今後住宅ローンを組む時には、
余裕を持った資金計画が必要だと思います。
さて次に住宅市場への影響です。
そもそも、現在の住宅市場は、価格高騰が続き
購入者がギリギリでローンを組んで、購入している状況です。
夫婦ふたりのダブルローンを支払い可能額MAXで組んだり、
35年どころか、50年ローンで組んだり
昔では考えられないような狭めの部屋を購入したりしています。
(狭い部屋だとグロスの金額を抑えられますからね)
このギリギリの状況での金利アップは、明らかにマイナスの影響を与えるでしょう。
また「今後も金利が上がるかもしれないという」恐怖感から
返済額を抑えた資金計画で住宅を探すと
希望の物件を見つけられず、「賃貸住宅のままで良いか。。。」
という事になる可能性が高いです。
かといって、受給バランスにより今後、住宅価格が安くなる可能性は低いです。
住宅資材・建材の高騰は続くし、建設会社の人件費も安くなりません。
需給バランスで、土地値だけは下がる可能性はありますが、
今のところ不透明ですね。
インバウンドのホテル需要は高いままですしね。
ということで、住宅市場には悪影響が出ると思われますが
そのために、住宅価格が下る可能性というのは低いと思われます。
分譲マンションの購入を検討している人にとっては、
今回の利上げは、購入が難しくなっただけです。
新築マンションにこだわらず、中古マンションも視野に入れて
住宅探しをしたほうが、良いかもしれませんね。
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