住宅を購入を検討中の皆様、お疲れ様です。
①に引き続きまして、住宅を購入する時に必要な考え方②をお話しします。
住宅を買った方がいいか、借りた方がいいのか?
よくある「持ち家VS賃貸」論争ですが
どちらの方がお得かという事で、
4人家族とか仮定して計算したりしますが、
意味ないと思いませんか!?
まず、賃貸と分譲では仕様のグレードが全然違います。
賃貸はオーナーは、ギリギリ仕様を下げるベクトルになります。
なぜなら
いかに投資する金額を下げて、リターンを多く取れるかを計算しますからね。
投資効率を考えたら、ギリギリ借りてくれる設備で十分だという判断になります。
かたや分譲は、デベロッパーがなんとか買ってもらうために、仕様をセレクトします。
設備のグレードが低いとお客さまが納得せず購入してくれないという現実があるからです。
借りるときは妥協しても、買うときは妥協しないですよね。
なので、どうしても分譲住宅の方がグレードが高くなります。
全然違う別物を同じ土俵で語るのは、おかしいと思うのです。
また、ホリエモンを筆頭とした持ち家オワコン説を唱える人も多くいます。
何十年もローンを組んで、身動きできなくなるとか
リスクが高すぎるというもの。
あと、「少子高齢化社会で家が余るのに買うとかありえない」というのもあります。
少子高齢化で住宅がどうなるか?はまた記事にしたいと思いますが
言えることは、都心の住宅価格は下がらないということです。
えーーっと、話が脱線しつつあります。
戻しまして、今回の記事では、住宅購入はリスクが高いと思っている人に、
賃貸より、住宅購入の方が良いと思える話をします!
この話を聞いた私の知り合いは、ほぼ家を購入しました笑
住宅購入を考える時に必要な考えた方②は
住宅費は固定費!
というものです。
???よくわかりませんよね。
説明します。
住宅費は、生きている限り毎月必ず発生する費用なんです。
例えば、管理費込みで10万円の家賃を払っている人の場合
年間で120万円
10年で1200万円
の費用を払うことになります。
賃貸なら当然このお金は、戻ってきません。
当然ですよね。
これって、3000万円の物件を購入して、
10年後1800万円になっていたとしても
なんの損もしていないと考えることできませんか?
だって、もともと1200万円無くなってるですから。
もっと、詳しく見ていきましょう。
物件価格3000万円、金利0.7%、35年ローン借りた場合
月々の支払額は約8万円。
管理費、修繕積立金込みで10万円支払うと仮定しましょう。
10年後の残債は2221万円程度になります。
パターンA不動産市況が高騰してる場合
ここ数年のパターンですが、(現在2022年)
購入価格より高い値段で中古物件が売れております。
仮に3000万円で売れたとすれば
分譲という快適な住まいに住みつつ
約800万円近くの貯金をしたことになります。
パターンB通常の下落
一般的な相場感では、10年で2割から3割程度の下落が考えられます。
3000万円2割下がったとすれば、2400万円。
残債を消して、不動産仲介料とかを考えるとちょっと足が出る程度です。
もう、数年住めば、ほぼ賃貸家賃と同じ金額で
分譲グレードの満足感を楽しめたことになります。
パターンC大幅下落
上がりすぎた不動産は、極端に下がる傾向にあります。
バブル期の不動産は、5割下落などもあったようです。
今は不動産価格が高騰していますので、この可能性が否定できません。
10年後に半値の1500万円になったら、残念ながら残債を消すことはできません。
でも、違う場所に動きたい場合。
賃貸住宅として貸し出し、
残債が1500万円になる18年後に売却すればいいだけです!
ちなみに、ここまで極端に下がることはないと思っています。
パターンCになっても、無理してローンを組んでなければなんとかなります。
①で話した、無理しないの大事です。
賃貸では賃料として
分譲ではローン返済費として
住宅費は固定費として発生します。
賃料は消えていきます
ローンの返済は、資産への支払いになります
消えるお金(賃料)を想定しておけば
ローンのリスクを軽く感じることができます。
どうせ支払うものならば、自分の資産に支払いたいですよね。
住宅購入検討時に絶対に必要な考え方①では、購入のブレーキを踏むような話でした。
今日は、購入のアクセルを踏むような話をさせてもらいました。
ですが、焦らないでくださいね。
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