欠陥マンションかもしれないという記事が出てました。
Yahoo記事は、なくなるかもしれないので、簡単に概要を説明すると
「東宝ホーム」さんが「シティガーデン ボンジョーノ」という物件を販売。
高い断熱性能を持つ「低炭素建築物」という認定を市から受ける。
入居後、断熱性能に疑問を持った住民が、調査会社に依頼して調査。
すると、断熱材が竣工図面記載の半分ほどしかなかった場所などが見つかった。
補修を訴えていると言うものだ。
補修額は8000万円程度なので、欠陥マンションとしては軽微な部類かもしれない。
欠陥マンションはなぜ生まれるのか
新築マンションの9割が欠陥マンションだという本もあり、
- 下請けの多重構造による品質の低下
- 工事期限厳守による品質の低下
この二つが、新築マンションを欠陥マンションにすると言われております。
簡単に説明すると
事業主(デベロッパー)が土地を仕入れて、マンションを計画。
設計事務所がマンションを設計
ゼネコン(元請け)が施工管理を引き受け、下請けとして杭工事会社や電気設備工事会社などに仕事を発注。
下請け業者は、規定の工事を定められた期間に終わらせるために、下請けや職人を手配。
二次下請けや、三次下請け会社と協力して仕事を進めていく。
三次下請けなど、下になれば工事賃金は低くなり、人の質も低くなる傾向にある。
一つのマンション現場で20〜30の業社が関わり、
低賃金で働く下請け職人も多いのがマンション建設現場だと言われています。
この中、施工管理の品質を保つのは容易でなく、
欠陥マンションが生まれる土壌になっていると考えられます。
欠陥マンションを買わないためには
欠陥マンションを購入すると、満足のいかない建物
場合によっては危険もある建物に、長い間住みながら
事業主、施工会社と裁判を戦わなくてはいけません。
時間も労力もお金もかかります。
できれば、欠陥住宅に住みたくないですよね。
なんとかして欠陥住宅を避けたい!
そんな新築マンションの探し方はあるのか?
結論から言うと難しいです。
え?(⊙ω⊙)って思われたかもしれませんが事実です。
新築マンションの大半は、青田売りで販売されます。
建ってない状況で、欠陥住宅なんて存在するはずもありません。
最低限チェックするなら、
施工会社がマンション建設で実績のある会社かどうかを確認して、
過去の施工実績をチェックするくらいでしょうか?
あとは、どーしても欠陥住宅を避けたければ、
中古マンションで探すしかないですね!
購入したマンションに欠陥が見つかったら
もし、購入したマンションに欠陥が見つかったら。
正しくは、欠陥があるかもと思ったら。
まずは、証拠集め。
管理組合で、調査会社に依頼して、調査をしましょう。
その後にデベロッパーやゼネコンとの話し合いになりますが
欠陥を認めないことも多々あります。
その場合は、SNSを使って騒ぐしかないですね。
証拠をもとにSNSで拡散を依頼、メディアに取り上げてもらってという流れかと。
昔ほど、企業が問題をもみ消せない時代になりましたよね。
とはいえ、ほんと時間と労力、お金がかかります。
欠陥マンションに引っかからないように
神様にお祈りしておきましょう。
神頼みか⊂(゚Д゚)
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