こんにちは。
今日は、一つのモデルルームだけ見て、住まいを購入してはいけない話をします。
新築分譲マンションを購入する時に、多くのマンションではモデルルームが準備されています。
そのモデルルームで、設備仕様を確認したりして、購入するかどうかを決めることになります。
この時、ひとつ注意することがあります。
まず、多くのマンションは、いろいろな広さのタイプが一緒に販売されています。
例えば
Aタイプ 85㎡ 3LDK
Bタイプ 70㎡ 3LDK
Cタイプ 50㎡ 2LDK
Dタイプ 98㎡ 4LDK
とかのプランがあったりします。
すると、Aタイプあたりをモデルルームに設定することになると思います。
そして、このAタイプの広さを見て、Bタイプ、Cタイプを購入するのは
結構至難の技です。
実際に自分も若い時に、85㎡のモデルルームを見て、70㎡のマンションを購入したことがあります。
モデルルームのリビングで、「実際のリビング幅はここまで」とかメジャーで測って確認したりしました。
家具が置けるかも確認しました。
でも、実際の部屋を見た時の第一声は、「せぇっっま(狭)!」でした。
頭の中のイメージと全く違いました!
わずかな違いで空間の広がりや奥行きは変わってきます。
マンション選びでは、LDKの空間選びが重要です。
家にいる長い時間を過ごし、家族みんなで集まり、人を迎い入れる場所です。
LDKが広く快適であった方がいいのは、当然ですよね。
ですが、広いモデルルームのLDKを見て狭いLDKは絶対にわかりません。
なので、納得する住宅選びをするなら、
自分の希望する間取りのLDKが12畳だとしたら、12畳のLDKを探して確認して欲しいのです。
え?探すの?と思われるかもしれませんが、
例えば新築マンションの見学をしまくったり、
中古マンションをSUUMOで検索かけて、内覧に行ったりしてください。
もちろん、最近のマンションの方が、サッシュの開口部が広くとられている傾向にありますので
中古マンションとは感覚の違いが出てきますが、それでも確認しないよりした方がいいです。
また、先ほどのAタイプ3LDKを2LDKにしたり、Dタイプ4LDKを3LDKとかにしてモデルルームをつくることがよくあります。
それは、全然悪くなく、「実際のプランをこのように変更してます」という注意書きも必ずあります。
ですが、一番広くなっているのは、間違いなくLDKです。
その広いLDKだけ見て、住まいを購入するのは危険です。
実際のお部屋を内覧する時に「せぇっっま(狭)!」と言いかねません。
お気をつけください。
本日のポイントは、
住宅を購入する時は、購入希望のLDKの広さだけは、必ず確認する!です。
他社のモデルルームや、中古マンションを見学しに行きましょう!
それでは、満足いく住まい探しをしてください!